たけちゃん

旬の食材、山菜など
◆毎年、天ぷらや味噌汁に入れて春の走りを感じていた「蕗のとう」を食べ損なった。２月は雪の降る日も多く寒い日が続き、３月初旬は５月のバカ陽気となり、また寒い日となり、４月になると暖かくなって、１０日も早い桜の満開や順を追って咲く春の花が一気に咲いた。その後、驚くのは福島では、ドラマで有名になった満開の八重の桜に雪が積ったという様に、全国的に２月の気温になった。ジェットコースターのような寒暖差の激しい春の訪れだった。それで「蕗のとう」にお目にかかれず、「蕗の茎」は何回も煮もので食するが１回だった。
◆だが・・・山菜が好きなご近所からは「つくしの佃煮」がきて、妻の実家からは、毎年沢山届く朝獲り筍は、４月中旬と早めに届き、「筍ご飯」「筍ワカメの味噌汁」を食した。新潟からの又戴き物の「こごみ」は天ぷらで食べた。農作が趣味の友人からは、この時期しかない「わけぎ」を頂戴して、「酢味噌あえ」や「ネギ豚肉炒め」は美味しかった。いずれも戴き物だが旬のものは、日頃の交流がないと多種を味わえない。春は花も良いが団子で、小さい頃の「蕗の煮物」［筍ご飯」［あさりの味噌汁」が定番のおふくろ料理を思い出す。あさりは輸入物や高価で魅力がないが、「タラの芽」「ウド」はこれから、八百屋さんに並ぶ連休頃が旬（しゅん）であり、カツオはどうだろうと楽しみである。