第69回読書週間 10/27~11/9 
          ★読書週間が始まった。歴史は1947年(昭和22年)に「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社、公共図書館、マスコミ機関等が加わり11月17日に第1回が開催された。反響は素晴らしく第2回からは文化の日中心の期間となり、日本の国民的行事として定着した。 
          ◆だが、最近は通勤帯外の電車内は、7割がスマホ、本を読む人は1車両1人である。読書推進運動協議会は「電子メディアの発達によって、世界の情報伝達の流れは、大きく変容しようとしています。。しかし、その使い手が人間であるかぎり、その本体の人間性を育て、かたちづくるのに「本」が重要な役割を果たすことはかわりありません。暮らしのスタイルに、人生設計のなかに、新しい感覚での「本とのつきあい方」をとりいれていきませんか。」。同感だが追いかけられる気分で本をじっくり読む気がしない。年金暮らしがこの気持ちだから、若い人も同様だろう。 
          ◆「敬老の日読書のすすめ」という紹介がある。24冊の本は多彩である。今年の標語は「いつだって 読書日和」とあり、興味ある本を読んでみたい。だが、急に読まなければならない本が出た。1年の膀胱癌治療がうまくいかず、切除で病院が変わり11月中頃に紹介状による初診を受ける。その先生を調べていたら著書があった。一般受けの本で中古でみつけて取寄せ中である。読書週間は病気対策の本となりそうである。 |