暑さ寒さも彼岸まで
◆暑さ寒さも彼岸までとは諺辞典には「彼岸は春秋2回あって、春分の日と秋分の日を中日とした前後7日を言う。春分と秋分の日は昼夜の長さがほぼ等しく、気温の変わり目である。冬や初春の余寒の厳しさは薄らぐ頃が春の彼岸、夏の残暑も衰えてくるのが秋の彼岸の頃」とある。
◆最近、日暮れの時間がのびて、陽射しも強く、暖かさを実感する日が増えた。今冬は1月は平年より暖かい日が多かったが、12月、2月は寒かった。寒さも彼岸までと言うが、どの位の気温なのかと気温を調べた。春の彼岸頃は9℃台、秋の彼岸頃は21℃台の平均気温である。11月下旬が9℃台であるから、暖かくなったといってもまだ寒いということであろう。
◆色々の花が咲くのをみていると気温の変化を強く感じる。例年、沈丁花は3月初めに咲くのになかなか咲かなかったがここにきて一気に咲いた。桜の開花時期は例年通りとの話だが早まっているようだ。3月末には我家辺りも桜の開花となるのだろうか。ちなみに3月下旬になって平均気温は10℃台 最高気温は15℃台と彼岸頃より1℃位上昇が平年の気温である。この僅かと思う気温の変化は地温の蓄積になり、植物の開花に影響するのだろう。と当たり前のことを思う。 |