人物月旦(じんぶつげったん)
★羽生結弦(ゆずる)フィギアスケート選手は、ソチ五輪と今年の平昌五輪で優勝二連覇を達成。仙台の祝賀パレードでは10万人もの参加があった。このような跡には、大量のゴミが出るのに殆ど無しだった。仙台市長が驚いた。日本人のマナーの良さに「列で並ぶ」ことがあり、このマナーが全国で定着したら素晴らしい。
★将棋の羽生善治氏は、初の永世七冠獲得で国民栄誉賞を受けた。同時に囲碁で七冠の井山裕太氏は、囲碁で初めて国民栄誉賞受賞であった。日本の将棋、囲碁のトップの同時受賞は珍しい事だった。
★羽生結弦選手が23 歳、羽生善治氏が47歳、 井山裕太氏が27歳である。もっと若い人の活躍では、中学生で将棋のプロ棋士になった藤井翔太氏がいる。今年高校生になり、7月29日に16歳になる。昨年の29連勝、中学生で6段棋士(現在72勝12敗)とは驚嘆である。詰将棋作家の才能もあるという。ネットでの勉強はもう一つの師匠だろうか。
★同名で3人の福田氏では、前財務相次官の福田淳一氏が退職後減給処分、厚生労働省健康局長福田裕典氏が戒告処分だった。同時期に二人共セクハラ問題とはお粗末である。格調高くは、総理大臣経験者福田康夫氏の「憲法改正議論に改正ありきと苦言」の2月の報道は印象深かった。北朝鮮国際情勢流動のなか国民無視・身勝手の官僚・政治(家)横行と思う。特に大型連休中に政治家は(選挙民)の声を聞いたらいい。5月3日は憲法記念日である。 |