日米首脳会談
★今日20日の朝刊は、17-18日(フロリダ州)開催の日米首脳会談の内容が多面にあった。両首脳共、国内での難問を抱えての会談であり、17日は北朝鮮問題、18日は貿易問題である。北朝鮮問題の結論は予想通りだが、米国と北朝鮮の高官が既に接触、会談場所に5ヵ所の候補とか場合により会談取りやめもありの話はトランプ大統領流と思った。拉致問題もしっかりとり取り組むとの内容はよかった。貿易問題は為替までの踏み込みはなく、新たに協議で締めくくったのは双方の努力だろう。
★貿易問題の古くは繊維製品、電気製品、始めての政府専用機は、貿易摩擦解消の一環でジャンボ機2機購入(1992年)であった。つけ加えるとこの飛行機は来年更新となり、ボーイング777型機が今年8月に来る。米国が力入れるのは農産物である。今後は自動車と牛肉が焦点との記事だった。
★安倍首相の訪米は、トランプ大統領と3時間のゴルフを含め10時間を過ごした。世界に日米同盟を演出し、会談全体について無事一段落といえる。
★帰国早々取り組んでもらいたいのは、昨年鎮静したはずの森友、加計、自衛隊日報問題の再燃である。新たな事実が出て、この2ケ月国会はマスコミも巻き込み、政府・与党と野党の泥仕合で殆どが決め手を欠いた。公文書の書き変えは事実となり行政の不信、最近は怒喝やセクハラの話も加わった。うんざりである。5月連休前までに一連の問題の明確な結論を望む。
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