食料自給率
★7月24日は土用丑の日だった。 妻は食べず鰻弁当を一つだけ買ってきたので食べた。その後、長焼きも食したが、広告では輸入物との価格差は300円位である。世界的にしらすが減った為に、もはや国産だ輸入だではない。今夏は土用に丑の日が8月5日と2回ある。この猛暑で、鰻の自給率の変化に興味を持つ。
★今世界から多種の食品が入って来る。農水省は「農作物の原産地は、国産品は、都道府県名または市町村名 その他一般的地名で、輸入品は、原産国名または一般的地名」を義務としている。自給率0.05%のゴマは、コンビニでグアマテラ産を見たが、今はミヤンマー
になり 、紅生姜や 福神漬はタイである。えごま油は韓国、オリーブ油はトルコが最近はスペインだったり、バナナはフィリピンが圧倒的(97%)で、蜂蜜は半額以下のアルゼンチン産がある。
★煎餅の原料は当然国産米と思っていた。だが通販で1袋120円位、スーパーで百円の小丸煎餅は数も多く美味しく、原料米は日本、中国、米国とある。混合は味かコストの為かわからない。この会社は千人を越す社員の大会社で新潟県にあり、全く認識が違っていた。
★28年間の自給率の変化を比較すると殆どの品目は下がるが、大豆は2%上っていた。食材、加工品、外食いずれも輸入との関わりは深く、知らずにいるが多い。大事なのは、国が食の安全保障と国民の健康を国産・輸入ともに守ることである。消費者は、多くの情報から安くお美味しい食生活でありたい。蛇足だが、日本人の長寿は世界からの食品によるのかもしれない。 |