米の知識とTPP〈環太平洋パートナシップ)発効
★米は字では粒が散らばる様の象形文字であり、出来る迄88回の手間を要し、八十八歳のお祝いで使われる。米、麦、トウモロコシは世界3大穀物であり、米は日本人の主食である。農水省資料では、主食用米の年間消費量は、パン、麺類におされ、半世紀で約半分に減り、一人当たり54kgである。用途内訳は家庭内と業務用米(中・外食)では85対15から70対30になった。
★米の統制、米屋独占時代の経験者は、業務米はまずいとの感が浸み込んでいる。最近では外でのご飯は美味しい。おにぎりなら粘りと食味感とか丼物なら液の通りが良いなどの目的で、業者は品質や価格で選びブレンドで使用する。家庭米は、小売のコシヒカリなどブランド銘柄を言うらしい。
★最近、業務米が不足という。12月30日にTPPは発効した。豪州米は格安で輸入が増えて外食店、食堂の消費が増えているという。豪州米は無税になった。関税は高率と思っていたが違った。豪州米は明治時代に日本人が農作したコシヒカリに似た短粒種で、豪州に住む日本人のネットでも美味しいとある。検疫の厳しい国らしく農薬使用も少ない様だ。豪州米の輸入枠は、米国の10分の1弱の6千トンである。
★沖縄の泡盛使用米は、アジアで主流の長粒種という話もでてきたり、家では「こめ油」(ぬかから抽出)が健康に良いと使われ始めた。米に関する知識はどんどん増え、ちなみに、米の価格はコーヒー1缶130円の値段で米飯(米66g)用は5杯との認識も持った。
|