今冬は寒いか
★朝の気温が11℃と秋深まる今日この頃となった。気象庁は9月10日にエルニーニョ監視速報で、ラニーニャ現象が発生したとみられると発表した。8月のエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差は-0.6℃
で、基準値より低い値が冬にかけて続く可能性が高いとある。どうやら今年の冬は寒いようである。
★10月14日にNHKでエルニーニョ/ラニーニャ現象記事があった。これは10月10日の気象庁データ発表後の解説記事である。エルニーニョは南米沖の赤道付近の水温が0.5℃以上高い状態が続いた場合とある。ラニーニャ現象はその逆とあっさりとしていた。ラニーニャ現象は続いている様で、この現象発生中の日本の気象の特徴〈季節毎) の気象庁解説がある。それにも触れてほしかった。
★世界の海の海水温をどのようにして計測するのかとの疑問をもって調べたら、船での測定は昔から続き、今は衛星利用もある。NHK記事には、海水温の僅かな変化の測定は、アルゴフロートいう機器を船から投入して自動で浮き沈みさせて海面からの深さによるデータを計測する。世界中の海で3900台余が稼働しているという。
★日常「暑い、寒い、温暖化」などの言葉を気安く使うが、海水温が1℃未満の変化で気候に大きな影響があることを再認識した。海の僅かの温度の測定値を各国が共有して、気象状況や予報が成り立つだけに気象庁とその担当者の努力は大変なもである。3月毎の予報は、毎月25日14時頃発表である。月末の気象庁の発表に注目している。 |