電気料金高騰
★電気使用料と請求金額は毎月末郵便で来る。6月の使用量は289kwで先月も同じだった。料金は9,738円が9,805円と67円(+0.688%)の値上がりだった。
★国際原油は、バーレルを単位に主に4種あり、通常WTI(米国)の値動きが注目される。昨年6月は平均71.38ドル、今年6月は114.96ドルであった。1年で61%も高騰した。
★電気会社により価格体系は異なるが、東京電力は、基本料金、電力量(120kw迄の1段、300kw迄の2段、300kw以上の3段、燃料調整額)があり、再エネ発電賦課金、口座振替割引きで構成される。国際価格の変動で影響するのが燃料調整額である。これは計算月過去3ケ月の平均を出し、翌月から2ケ月適用となっている。
★5月は+2円74銭 6月は+2円97銭だったので(23銭X289KW=66.47円)となる。下2桁まで出して4捨5入を2回繰り返し67円値上げが分かる。
★料金構成が分かったので、昨年6月の記録を調べた。使用量331kw,、料金は9,211円だった。比較では使用量42kw減り、料金は594円増えた。この時の燃料費調整は1kw-3円29銭であった。1年で-3.29円が+2,97円になったから、値上げは6.27円と210%高になる。国際原油価格が61%高なのに電力は210%高である。天然ガス、石炭など使用しているからだったら、もっと詳細な説明をすべきではないか。
★数字ばかりで恐縮だが結論は、我家の電気代は昨年と同じ使用量だったら2千円位増えたが約数百増ですんだ。値上げ環境下での寄与は使用量の減少で、この1年で2ケ所の電灯器具をLEDにした効果である。電気代高騰で器具の償却も3年の予定が半年早くなろう。
★電気料金は使うほど1KW当たりの料金は1段と3段では1.53倍も高くなり、ガスは1段に対し7段は21%安くなっている。電気も液化ガスの比率を高めた方が安いと思う。それより問題は安く大電力の原発を稼働出来ない東京電力は怠慢だと思う。 |