台風15号の直撃被害は皆が認識不足
★9月9日朝に千葉県を直撃した台風の災害は、大規模停電と屋根消失、次に通信系の大規模不通と携帯電話の充電問題と充電しても通信圏外、家庭の冷蔵・凍品や業務用品の腐敗は数知れず、断水も広範囲になった。停電戸数(93.5万戸)は東日本大震災時(34.9万戸)を上回り月末迄と長期である。(千葉県の人口624万人、261万世帯)
★知事は14日と20日に2被害地を視察したが、遅すぎと批判が出た。政府関係も大分遅れて動いた。今日の新聞では、学者のヘリによる県南部の検証の報道である。53~66m/sの風速相当の被害とある。アメダス千葉(千葉駅近く)で最大瞬間風速は57.5m/sの記録であった。
★鉄塔2基と多くの電柱倒壊から、電力網整備の記事もあった。だがまずは風被害と停電被災対策であり、激甚災害指定だろう。次に強風対策の電力網で予算を組み、対策(沖縄等は強固な電柱など)や地下化にする。津波の高さで原発事故の様な不対策と同じ轍を踏むことになる。
★親戚、知人が多いなか、水道はきたが停電は月末まで続く所もあり心配だ。昨日の報道では水道が来ても、錆び赤水で数日は流し放しの生活を強いられ痛ましい。県の災害対策用備蓄発電機は、半数が備蓄のままの例のように、初期における大災害の認識に皆が無かった。今後強力な対策を望む。
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