125歳生存説
★青空文庫から2月16日に「吾輩は何故いつまでもすべてに於いて衰えぬか」と言う 大隈重信 の人生訓、教訓が公開された。人間125歳生存説は知っていたが、この題名の中にあり興味深く読んだ。
★文は4つの節に別れ「なぜ世人はすぐ衰えるか」では動物は成熟期の5倍の生存力あり、人間は25歳で成熟だから 125歳までの寿命で気力は125歳まで衰えるものではない。世人が僅か50、60歳で身体気力が衰えるのはどうゆうわけか。精神の力が体力に勝ち修様の如何による。「吾輩はどうして修様するか」何事も楽観的に見ていけばいい。「世界は吾輩の大学校」如何なる大きなことも小さなことも研究する。門戸開放主義で誰とも喜んで話をする。「気を以て身を御す」好んで聴き、見る、読みは要点を記憶するようにする。と短文を要約解釈したが本文を参照。
★大隈重信は1838年3月11日(太陽暦換算)-1922年(大正11年)1月10日没。と83歳の生涯であった。早稲田大学の創始者、総理大臣2回の経歴は誰でも知る。近代日本の草創期を歩まれ、会計検査院創設、円の設定、太陽暦の導入、鉄道の狭軌(後日失策と述べる)に関わり、福沢諭吉との交流、西郷隆盛とは対立、爆弾による襲撃で右足を失う(51歳)、口述で直筆の著述はないなど調べれば調べれる程興味深い人物である。16年前佐賀市の生家と記念館を訪れた記憶がよみがえる。ちなみに世界一の長寿記録は122歳の女性(フランス)の様である。 |